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鏑木毅 特別インタビュー ~第2回大会開催に向けて~

 kaburagi■鏑木毅プロフィール■  
 1968年生まれ。プロトレイルランナー。
 世界最高峰のトレイルランニングレースUTMBで3位。海外トップレベルの大会でも常に上位入賞を果たす。
 現役アスリートとして活躍するだけでなく、国内では日本初の100マイルレースであるUTMFをはじめ、数多くのレースをプロデュースする。
 日本人で初めて国際トレイルランニング協会(ITRA)理事に就任し、世界的にトレイルランニング界を牽引するほか、昨年3月に策定された「東京都自然公園利用ルール」では検討委員会の委員として参加した。

 昨年12月に第1回を開催した本大会。今年も昨年と同様に鏑木さんに大会のスペシャルアドバイザー兼ゲストランナーとしてご参加いただくことが決定しました!
 そこで、現在のご自身の活動、また今年参加される方に向けて、本大会の攻略法などを伺いました。

 

【現在の活動について】
 競技者としては、今年4月に南米チリのパタゴニアで_N6U1370開催された>「ULTRA FiORD」に参加しました。141キロの道なき道を不眠不休で走るという本当に厳しいレースだったんですが、お陰様で2位でゴールすることが出来ました。今までにない過酷なレースでしたね。
 そうした活動の一方で、7月には日本トレイルランナーズ協会会長に就任させていただきました。年内にはトレイルランニングの大会を開催する上でのガイドラインを作成したいと考えていて、今はそれに向けて準備をしているところです。東京都自然公園利用ルールと似た部分もありますが、山を利用する誰もが気持ちよく楽しむことができるよう、ハイカーが多いルートはコースから外す、関係機関にはしっかり申請をする、といったことを盛り込もうと思っています。年明けからは公認大会という形で大会が行えるよう、認定をしていく予定です。

 

【第1回大会を振り返って】
 一番感じたのは、選手の皆さんが、東京都自然公園利用ルールをしっかり守って参加していたという事ですね。私自身ゲストランナーとして選手の一番後ろから先頭の方まで走って行ったんですが、選手の皆さんはハイカーの方に会うと走るのをやめて歩き、挨拶をするなど、マナーをしっかり守ってレースを楽しんでいました。こういった良い流れが、この大会から全国の大会に広がっていってほしいですね。

 

【大会を攻略するポイントは】
 この大会のコースは変化性があり、全体として難易度が3つに分かれていると思います。まず、スタートから第1関門までは“中辛”、第1関門から第2関門まではゆるやかな道が多い“甘辛”、第2関門からゴールまでは、アップダウンが多い“大辛”といえますね。最後の南高尾が大辛なので、前半からペース配分をしておくことが重要です。途中の甘辛ルートを走っているとこのままいくんじゃないかと錯覚してしまいがちなので。ルートをしっかり頭に入れ、最後のアップダウンまで足の力を残せるかがポイントですね。実際、前回大会の時も、選手の皆さんの多くが最後で手こずって、結構ヘロヘロになっていました。
 あと季節的にとにかく寒いので、防寒対策は十分すぎるほどやったほうが良いと思います。ルート的に走りやすいので、大会前に試走をしっかりしていただきたいですね。

 

【大会に参加する皆さんへ】syugou
 この大会のコースになっている陣馬や南高尾周辺はあまり人に知られていない魅力的なトレイルが多くあります。また、都心からも非常にアクセスしやすいルート です。この大会を機会にぜひ皆さんに知ってほしいですね。
 また、冬ならではの空気の澄み切った感じ、森の静かな雰囲気を感じながら走るというのは、なかなかない機会だと思うので、そういった意味でも楽しめる大会だと思います。
  一年の最後を閉める大会としては、ビギナーからベテランの方まで、どんな層にも満足していただける大会だと思います。ルールをしっかり守っていただき、たくさんの方に参加していただきたいですね。